日光が育む天然氷

天然氷とは、湧水などの清らかな水を採氷池に引き込み、真冬の自然の寒さだけを利用してゆっくりと凍らせた氷です。冷凍庫で短時間に作られる氷とは異なり、長い時間をかけて育てられることで結晶が大きくなり、透明度が高く溶けにくい氷になります。
毎年1月~2月ごろの年4日、日の出から切り出しをおこないます。

チロリン村で使用している天然氷は、日光を代表する天然氷蔵元「四代目徳次郎」のものです。四代目徳次郎は、途絶えかけていた日光の天然氷文化を受け継ぎ、現在まで守り続けてきました。採氷池の管理から氷の切り出し、保存に至るまで、多くの手間と時間をかけて一枚一枚の氷を育てています。

天然氷づくりは自然との対話でもあります。天候や気温を見極めながら、理想の状態になるまで丁寧に管理された氷だけが収穫されます。そのため、天然氷を生産する蔵元は少なく、現在では全国でもたった5か所のみしか存在しません。

四代目氷屋徳次郎は日光の天然氷を受け継ぎ、その魅力を直営店であるチロリン村や全国の催事や卸先の飲食店を通じて多くの方へ届けてきました。日光の自然、職人の技、そして長い歴史が生み出すふんわりとした口どけを、ぜひお楽しみください。
